人生におけるタイパやコスパ:幸福感は余白にある

人生をコスパやタイパで考えてしまう

直感的に良くないと思ったが
理由を言語化できていなかったので
今回はその考えについて整理する

人生における情報量の増加

現代の状況について考えてみる

医療技術の向上で寿命が延び
人生という使える時間が増えた

インターネットの存在によって
物理的な距離や分野の垣根を超えて
触れられる情報が増加した

娯楽サービス業やAIの誕生によって
作られる情報も爆発的に増えた

時間制限が延長された
品揃えが増え続けている
バイキングのような人生

パフォーマンスは目的ありき

人生をバイキングで考えてみると
タイパやコスパを求める生き方を
改めるきっかけになるかもしれない

時間制限が長くなっても
品揃えがどれだけ増えても
自分の食べられる量には限界がある

短時間でたくさん食べるタイパ勢
小皿の高額メニューだけ食べるコスパ勢

人生の目的を見失っていないだろうか

私は好きな食べ物を多く見つけたい
探す楽しみや美味しさを共有したい
仲間と心地のいい時間を過ごしたい

余裕によって得られる幸福感

気持ち悪くなるギリギリを見極め
食べやすく消化のいい高いものを選び続ける
タイパやコスパの素晴らしい生き方

すごいなと思うけれど
不思議と羨ましさを感じない

誰かと共有する喜びや楽しさ
空腹を感じたあとに食べる美味しさ
いつもと違うものに挑戦してする発見

人生における大事なポイントが
数多く眠っているように思う

時間に捉われて焦らないように
空腹を恐れて詰め込みすぎないように
余白という幸せを感じて生きていきたい