2026/03/05|夢を描けなかった

小さい頃から夢がなかった
自分の将来像を描けなかった
尊敬する人がいなかった

誰しもが持っているという前提で
質問されるのが不思議だった

夢や目標の実現方法は教えてくれるが
見つけ方は誰も教えてくれなかった

夢や目標は不足感

自分がこう在りたいと感じるのは
そう在れないコンプレックスを
解消しようとしているからだと思う

下手だったから上手くなりたい
持っていないから手に入れたい
機会が少なかったから増やしたい

わたしが夢を抱けなかったのは
感情に気付くのが下手なだけでなく
きっと毎日が幸せで満足していたから

怒ったり泣いたりしていた時間も
幸福な生活の上での悩みだった

大人ほど夢にする

大人になればなるほど
自分の選ばなかった道が増えていき
後悔という形で記憶に残る

あれは小さい頃の夢だった
実現するのが難しい理想だったと
自分自身に言い聞かせるのだろう

そして大人は子供に夢を聞いて
自分が夢を叶えられなかった事実を
無意識ながら消化しようとする

若者への助言であったり
子供に託してしまったり

良し悪しは一概に言えないけれど

わたしが今も夢を見られないのは
ものすごく諦めの悪い人間であり
まだ自分を信じているからかもしれない

私の求めるもの

わたしは何を求めているのだろうか

世の役に立ちたいとは思うけれど
世の中に従うつもりはない気がする

たぶん自分が嫌な思いをせずに
自分の考える正義の名の元で
自分の欲望に忠実に生きたいのだろう

夢という理想も諦めも存在せず
今どう生きるかどう感じるかが大事で
未来のために今を曲げられない

思わず自分で笑ってしまった

夢を見ている人が可愛く思えるくらい
わたしという人間は我が強いらしい

悩むのがバカらしく思えるほど
バカみたいな理想をちゃんと生きていた